Pianoピカピカ大作戦

♪ 気持ちを新たに… さあ!クリーンアップ !!  ~ご家庭で出来るピアノの掃除をご紹介~

用意するもの

  1. まず、かたーくしぼったタオル乾いたタオル用意します 。タオルは、使い古しのタオル(砂埃のついてないもの)で良いでしょう。綺麗に洗ったあと、洗濯機の脱水or力いっぱい絞ります。(※マイクロファイバー繊維のタオルならさらに効果的)
  2. 中性洗剤 汚れのひどい場合に使います。(例:食器用洗剤) 中性洗剤なら塗装などを傷めることはほとんどありません。(古いピアノで、塗膜が傷んでいる場合は注意してください)
  3. ピアノつや出し剤 汚れが落ちてから使います。(例:ピアノシャイミー、ユニコンなど)(※半艶・艶消しのピアノは使いません)
  4. ( オプション)コンパウンド(※半艶・艶消しのピアノは使えません)(例:ヤマハのピアノコンパウンドやホームセンターでも買えるピカールなど)細かい傷が取れてピカピカになりますが、これを使い始めると半日仕事に突入! ( 角(かど)は、木地が出やすいのでコンパウンドでは磨かない)

作業にとりかかろう

  1. 鍵盤を拭く。黒鍵の間や最低音・最高音の弾かないところが良く汚れているものです。かたく絞ったタオルで1音1音縦に拭いてください。
  2. 全体のほこりを拭き取る。かたく絞ったタオルを使います。よく汚れている時は、あまりゴシゴシせずに、濡らすことから始める感覚です。
  3. 外装の汚れを落す。 天井を向いている面が特に良く汚れているものです。これも濡れたタオルで拭きましょう。水の力だけでも いろんな汚れを落してくれますが、キッチンの近くに置かれたピアノの油汚れや、たばこのヤニ汚れには、台所の中性洗剤を少量タオルにつけて拭くと取れやすくなります。
  4. オプショナル作業:コンパウンドを使ってみよう。 注意)これをやりだすと、相当な体力と時間と根気が要ります。軍手かゴム手袋をはめ、タオルやボロ布にコンパウンドをつけて、磨きます。細かい傷などが取れて、ピカピカになってきますが、角(かど)は、木地が出やすいので、磨かないようにしてください。ペダルや鍵などの真鍮部分もきれいになります。
  5. オプショナル作業のケアー。 中性洗剤を使ったり、コンパウンドを使ったあとは、もう一度かたくしぼったタオルで全体をふきましょう。
  6. ※うっすら露で濡れた状態の時に、マイクロファイバータオルで乾拭きすると、それだけでツヤツヤになる事もあります。
  7. ピアノワックスで磨く。ここまで出来たらあと少し。艶だし剤を塗りましょう。細かい傷も目立たなくなりピカピカに!埃や汚れもつきにくくなります。これも固く絞ったタオルに付けて塗るとよいでしょう。(注意:鍵盤にはワックスは使いません)
  8. ワックス掛けの後はもう一度、硬く絞ったタオルで拭くと、落ち着いた感じに仕上がります。

♪ これでまたピアノを弾く時間が増えることうけあい!! ぜひチャレンジしてみてくださいね。

調律に伺った際には、分解しながら、これに準じた事をしています。
お預かりクリーニングでは、アクションや鍵盤・底板まで外して掃除します。 引越しやリフォームの際にはぜひご相談ください。

♪ うんと喜んでいただけるようにがんばります。お気軽にご相談ください。
岡本芳雄 090-8984-3434(お電話受付 8:30~21:00 年中無休) okamotopiano@nifty.com
ピアノ調律 整調 整音 修理 ㈲岡本ピアノ工房 兵庫県西脇市西脇57番地 0795-22-2434