Q、調律の頻度 『どのくらいおきに調律するといい?』
A、ピアノ調律のご依頼は、『ちょっとヘン』 と思われた時や、『もっといい音になればいいのにな~』 と感じられた時が「頼みどき」だと思います。
そういった場合は、調律師の私が作業の方向性を定めやすく、またお客様のお好みにも寄り添いやすいのを感じています。
しかし実際には弾いて狂うだけでなく、温度変化で伸縮する弦や、湿度変化で膨張収縮する響板などの影響で、常に音程が変化しています。また温度や湿度の変化は、鍵盤やアクション部品の素材である羊毛、革、金属、木の寸法も変化させています。
また、ピアノのメンテナンスはキリがないほどたくさんの作業があり、頻繁なご依頼を頂けるほど、どんどん良いコンディションに出来るのも確かな事です。細かいコトは気にせず楽しくピアノを弾いてくださるお客様もありがたいですが、求める音がはっきりしておられるお客様のピアノがどんどん良いピアノになっていくのも嬉しいものです。
益々良い音になるのを楽しみにしていただきながら、ぜひ頻繁な調律のご依頼を頂きたいと思っています。
☆音楽ホールではコンサートごとのリハーサル前&本番前に加え、年に一度の念入りな保守作業を行っています。
☆ぜんぜん弾かれないピアノの場合は、湿気(カビや木部の膨張)と虫害(フェルトを食う虫)やねずみ害が心配です。
当社で調律にお伺いしていたお客様のピアノが「弾かずに保管」の状態になった場合、調律なしの点検もさせていただきますので、ぜひご相談ください。
☆悔やみ自慢とお願い (^_^;
『 岡本さんにやってもらうと、2・3年経ってもいい音がしている・・・ 』と喜んで頂いていることが多いのですが、頻繁に調律させていただくと、もっともっと良いコンディションに出来ますし、心配な「虫や湿気や過乾燥などの害」も大事に至らなくて済みますので、良い音がしていても、ぜひちょくちょく調律させていただきたいです。
あっ!それから、、、
作りたてで納品されたピアノはたいへんよく狂います。ボディーを構成している木材も新しい弦も、落ち着くまでしばらく(一年以上)掛かりますので、多少の狂いを我慢していただきながらも最低半年に一回くらいは調律が必要な状態になります。
♪うんと喜んでいただけるようにがんばります。お気軽にご相談ください。
岡本芳雄 090-8984-3434(お電話受付 8:30~21:00 年中無休) okamotopiano@nifty.com
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